![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2021/09/21-09-26-08-16-41-557_deco.jpg?resize=891%2C1024&ssl=1)
【補色】の知識を混色するときに活かす
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2021/05/4024120_s.jpg?resize=176%2C132&ssl=1)
今回は、【補色】のもう一つの考え方について
ご紹介したいと思います。
補色については、こちらの記事
さらに、こちらの記事
【配色の基本】補色をマスターすると色彩豊かな絵画を描くことができる
で紹介しているので
参考に読んでくださいね。
【補色】を知って、絵画やぬり絵に活かせると
本当に、色を塗ることが楽しくなります!☺
知識で知って
なおかつ!実際に絵を描いたり、ぬり絵をしてみたりして
感覚として
使えるようになってくださいね。
では!
早速、【補色】のもう一つの使い方について
お話していきますね。
グレーの種類
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/05/20-04-15-07-16-32-862_deco.jpg?resize=374%2C280&ssl=1)
グレーって、簡単に言うと灰色のことなんですけど
これ、
絵の具で説明すると
チューブ入りですでにある、絵の具の白と
黒を混色するとできる「グレー」があります。
そして
もう一つのグレーは、
【補色】の色どうしを混色してできる「グレー」の
大きく分けて2つの種類のグレーが
あります。
ここで
なんで???ぬり絵の話なのに
絵の具のチューブの話がでてくるの?
そう、思いましたか?
これ、実は。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/05/b7fa5a87e607f88cbaeb55034e73e05b.jpg?resize=416%2C537&ssl=1)
これも、油絵で描かれていますが
たくさんの色味の灰色が使われて描かれていますよね
混色を考える時には
油絵の具を混色するときを同じように
色鉛筆でも混色を考えるからなんです。
色鉛筆はパレットの上で色どうしを混ぜることができませんが
重ねて塗ることで
いろんな色を作り出すことができます。
だから
重ねて塗る時に
絵の具での混色を理解していると
ストレスなく
きれいな
思いどうりの色が出せるんです。
色鉛筆でも
この、2つのグレーを知って使うと
本当に、ぬり絵が楽しくなりますよ♥
色鉛筆で「グレー」を作るときにも
この、すでに鉛筆の芯の色がグレーになっているもの
を使う場合のグレーと
それから
色相環で向い合せの色味を混色して
つくるグレーの
この
2つのグレーを使い分けるといいのです。
グレーの概念を変えよう
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/05/4da865ad4e7197f495f98bdd69d7f63c.jpg?resize=287%2C184&ssl=1)
色を選択するときに
色彩の混色の知識は外せません
マチスも、混色でたくさんの色味を作ることが
できたから
すでにある、色をチョイスして作品を作ることができているのだと思います。
「グレー」ってイメージ
どんなイメージがありますか?
多分・・・・
きれいじゃない。そんなイメージを持つ人が
ほとんどなのじゃないかと思います。
だけど
グレーは
色鮮やかな色彩豊かな絵画やぬり絵を
描くときに
不可欠なんですよ。
よく、
引き立て役っているじゃないですか?
グレーは、そんな感じで
欠かせない色味なんですね。
グレーはあんまりきれいな色じゃないから使わない・・・
そう、考えているひともいるかと思いますが
【グレー】という色味をもっと使ってみては
いかがでしょうか?
補色からできる「グレー」は
他の色をぐんっと、引き立ててくれるはずです。
混色で作る輝くグレーとそうでないグレーの違い
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/05/1d8cc67f14b3344e8e89e2d7208af362.jpg?resize=403%2C500&ssl=1)
私は大好きです。
グレーが多用されている絵画ですが
とても、色彩豊かで華やかな印象を受けますよね。
色鉛筆は、混色することを前提には作られていない
画材だと思いますが
あえて!!
いろんな色を混色することを
おすすめします。
なぜか?
というと、色鉛筆は顔料を蝋で固めてあるので
基本、透明色なんです。
透明色どうしの混色は
色セロファンを重ねたような
色になり、濁った感じの色には
なりにくいのです。
混色をたくさんしても
泥のような色にはならないので
安心して塗り重ねてみてください。
絵の具(油絵とか水彩絵の具)の場合は
不透明色と
透明色があるので
混色するときに、ここのところを押さえないと
濁ったグレーになってしまうので
注意が必要です。
輝くグレーが作れるか
濁ったグレーになってしまうか・・は
この、
透明・不透明がポイントになります。
輝くグレーを作りたい時には
透明の顔料が使われている色を使う、という事です。
混色が自由自在に操ることができたら絵は本当に楽しくなる
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/05/0ba65d52c4e44f8da32f88e1e911b525.jpg?resize=500%2C358&ssl=1)
エコールドパリの画家として紹介されている
マリーローランサンですが、私は色彩の豊かさにいつも
感銘を受けます♥☺
きっと、
たくさん絵を描いて
パレットの上でたくさん混色もして
色彩の勉強もしてきたのでしょう。
絵画やぬり絵はやればやっただけ
美的な感覚が鍛えられると私は考えています。
やっぱり
たくさん絵を描いたりすることが
色彩感覚を高めるんじゃないでしょうか・・・・・。
最初は
思ったとうりにできなくても
回数を重ねていけば
思いどうりの配色ができるようになります。
そうしたら
絵を描くことが
ぬり絵をすることがもっと楽しくなりますよ。
まとめ
今回は【グレー】についてご紹介しました。
少しでも
【色彩】や絵画・ぬり絵に興味を持っていただけたら
嬉しいです。
補色で作る【グレー】
ぜひ、挑戦してみてください。