![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/23898563.png?resize=1024%2C768&ssl=1)
こんばんは。
ひだまり絵画教室の駒形です。
今回は、前回お話したこちら ↓ の続きになりますね。
前回と合わせて、この記事を読んでもらえると
より、分かりやすいと思いますので
前回の記事も読んでみてくださいね。
さて。
実際にどのように使うのかを説明していこうと
思いますが、その前に
ガマットマップを用意しなくちゃなりません。
この、ガマットマップは
自作することをお勧めします。
作るのが大変だよーって方は
配色カードを切って、貼り付けると簡単ですよ。
配色カードはこんなもの
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/03/230324083954909-1024x1024.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
画材店や文房具店で購入できます。
Amazonでも、購入できますよ。
配色カードを持っている方は
こんな感じに作って
使ってみましょう。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230715073711668.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
一番外側はビビットトーンで一番鮮やかな色味になっています。
そして
内側に行くにしたがって
ディープトーン
ダークトーンの彩度の色を貼り付けています。
ディープトーンは、ビビットトーンに少しだけ
黒を加えた彩度の色になります。
ダークトンは、さらに黒を多めに加えた彩度の色です。
中心に行くにしたがって
黒に近い色味になっていく色の地図を作れば
いいんです。
こうすると、着彩(絵の具で色を塗らなくても表ができるので
絵の具を持っていない方、塗るのが大変な方は
は、配色カードを画用紙に張り付けてガマットマップを
手作りすると良いと思います。
ガマットマップは、市販では販売されていませんし、
何より、ガマットマップを一度作ることで
どの色を、どの色をどの分量混色すると
こんな感じの色げできる。という事が
体感できるので、ぜひ、やってほしい作業です。
配色表も、一度作成してみるのも
色彩の勉強になるので、配色表を作ることもお勧めです。
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実際に色を領域を決めてみましょう
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713094609725.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
上の画像のように、
任意(適当に)色の領域を線で区切ります。
何回もガマットマップを使えるように
100円ショップで販売しているクリアファイルを
切って、その上に油性のマジックで
線を書いて使用します。
上の領域から選んだ色鉛筆は・・・。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713094405043.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まず
オレンジから茶色の色が4色
緑が2色
ウルトラマリンからコバルトブルーの色までの青が4色
赤紫系の色が2色の
合計12色です。
この、色の選び方は
ガマットマップの領域を見て
ご自分のこんな感じかな・・・。で判断してしまって
大丈夫です。
色鉛筆は色味が限定されているので
なんとなくの近い色であれば問題ないです。
ここで、注意してほしい点は
色味(色相)は
青系の色と緑色系の色と、
ほんの少しの鈍いくらい赤紫とオレンジの色だけ
という点です。
前回もお話しましたが
色味(色相)を限定して
その、色味の明度と彩度をたくさん使って
絵を描く(色を塗る)といいんでしたよね。
だから、明度と彩度の勉強になるんですよ。
なので、
色味はたくさんの青と緑。
そしてほんの少しの鈍いくすんだオレンジと赤紫
なのです。
それらを
ぬり絵の図柄に合わせて塗っていくと。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713083703643.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713084847203.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
図柄の線できっちり塗り分けるのではなくて
全体的に色をざっくりと塗っていきます。
線は気にしないで
大胆に最初は塗っていきます。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713084852725.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713092902395.jpg?resize=677%2C677&ssl=1)
同じ青を塗るときも
筆圧を変えて、濃く、薄くと濃淡が出るように塗っていくと
空間が出て、いい感じになります。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713094237969.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
パラソルのところに赤紫で
加筆して、全体の寒暖のバランスを調節していきます。
青ばかりだと
冷たく寂しい印象になってしまうので
ところどころに赤紫とオレンジ(黄土色)を加えていきます。
ウサギの部分には
黄土色を全体に塗っています。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/07/230713094405043.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
使った塗り絵bookは
愛らしい動物たちのシンフォニー
~美しい自然に癒されるぬりえ~ 江種 鹿乃子 ナツメ社
の1枚です。
夏らしい図柄を選んでみました!
去年の夏は他のページのこんな ↓ 図柄を塗っていたことを
思い出して、なんだか懐かしい気持ちになりましたね。
あれからちょうど1年経ったんだなぁ~。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20211221_133314_165-1024x1024.webp?resize=1024%2C1024&ssl=1)
ぬり絵は自分にとって、いい思い出になるので
時間がかかっても、コツコツ1枚づつ塗るの、いいものですよ♥
私はこちらの
江種 鹿乃子さんの絵が好きなので、少しずつ塗って楽しんでいます。
まとめ
ガマットマップは色を決めるときに便利なツールなので
ぬり絵だけじゃなくて
油絵
水彩画
など、絵画を描くときにも使ってみてください。
どうしても
初心者の方は
色相ばかりを見てしまい
ものにできる光と陰がよくわからずに色を塗る
傾向にあります。
この、色相ばかり目が行ってしまう事を
修正して
明度と彩度で絵作りができるようになるのが
このガマットマップを使用して
絵を描く方法なのです。
油絵や水彩画を描いている人でも
ぬり絵でこの方法を試してみると
否が応でも、色数が少ない中でどう、描くか(絵を作るか)に
着目するので
いい勉強(練習)になります。
次回も、また、別な色の領域で
ぬり絵をしてみたいと思います。
では、また次回に♪