補色とは
こんにちは、ひだまり絵画教室の駒形です。
色を扱ううえで欠かせない言葉があります。
それは 【補色】 という言葉です。
小学生には、「反対色」とお話していますが
正式には、「補色」と言います。
補色は「色相環」で向い合せになっている色どうし
のことを指して「補色」と言っていますが
この、補色を覚えておくと
「絵」や「ぬり絵」をする上でとても役に立つのです。
補色の具体例
実は、色相環を見なくても
簡単に補色や反対色を知ることができるんですよ。
それは・・・
例えば、赤の補色は何色か知りたい場合は
赤以外の三原色である、黄色と青を混色して
できる色は何色かを
考えると、簡単に赤の補色が何色かが分かります。
そうですね
緑色 が赤の補色ということになります。
今度は、黄色の補色を考えてみましょう。
黄色以外の三原色を混色してできるのは・・・
紫ですね。
(赤と青を混色して、できるので。)
そして、さらに、青の反対色は、と言いますと。
青以外の三原色を混色してできる色は、オレンジ。
ということなので
青の反対色は「オレンジ色」ということになりますね。
いかがでしょうか。
意外と難しくなく
補色・反対色を理解することができたんじゃないでしょうか☺
補色を絵画(ぬり絵)に活かしてみましょう
この、補色どうしの色は
お互いがお互いの色を引き立てあって
色、鮮やかに見えるので、絵画を描くときに利用すると
とっても、色鮮やかな作品に仕上がります。
今回、私は「森が奏でるラプソディー」という塗り絵book
を使用してぬり絵をしてみました。
選んだ図柄は↑のウサギさんとひまわりの絵ですが
私はここで
ウサギさんを主役にしたいな・・・と
考えまして
ウサギが来ているお洋服を紫にしました。
どうして、「紫」なのか?
もう、お分かりですよね。
そうです!!
ひまわりが黄色からオレンジの色味なので
補色・反対色である「紫」を選んだ
という事なんですね。
そして、さらに
空の水色も
黄みよりの青である
セルリアンブルー (黄み寄りの青)
をチョイスしました。
こうすることで、より
ウサギさんが引き立つという訳なんです。
いかがでしたでしょうか?
この、【補色】【反対色】を知って
ぜひ。ぬり絵にいかしてみてくださいね♥
ぬり絵だけじゃなくて、日常の生活や
ビジネスにも応用できると思うので参考にしてみてくださいね。