![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/40ce93718d757dc955997e52fdcb6d94.jpg?resize=1024%2C705&ssl=1)
こんばんは。
ひだまり絵画教室の駒形です。
前回、緑色のお話をしましたが、今回もまた。
【みどり色】のお話になります。
本当に、「色」って奥が深くて
教えてもらって初めて気が付くことばかりなんですよ。
普段、何気なく見過ごしてしまうような色でも
この話を聞いたら
「色」の見方が変わること間違いない!! と 思います。
みどり色にもあったかい感じと冷たい感じがある
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623071954292.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
またまた
油絵の具を混色した画像が出てきましたが・・・・。☺
また、油絵の具?
と思うかもしれませんね。
ぬり絵は色鉛筆を使うんじゃないの?
そう
思うかもしれませんが
混色をして「色」を作り出すことができないと
色鉛筆の「色」を選ぶときに
求める「色」を選び出すことができないので
やはり
ちゃんとした
混色について知っていなくちゃならないんですよ。
さて、
【みどり色】ですが
この、緑色にも、暖かい感じの緑と冷たい印象を感じる緑色があります。
それは
混色する【赤】に何色を使うか???
で、決まってきます。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623071134728.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
こちらも油絵の具なのですが
↑ の画像をご覧になってください。
左は少しだけ、黄色に近い赤になっています。
そして
右側は、透明色なので画像では黒っぽい色で
映っていますが、青みがかった赤になります。
この、どちらの赤を混色するか!!
によって、暖かい感じの緑色が作れるか
冷たい感じの緑色が作れるか
が、決まってきます。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623071954292-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
どうでしょう?
画像ではきちんとした色味が写らないので
分かりずらいと思いますが
比較すると明らかに
冷たい赤を混ぜたほうが冷たい印象の緑色になります。
これ、
油絵の具や水彩絵の具(学童用ではだめですよ
プロ用の水彩絵の具で試して)
で実際に試してみると納得していただけると思います。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230615132531399-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230615132501712-1.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
水彩絵の具では
こんな感じに色味が出てきます。
生命感のある生き生きとした植物を描くときには
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623083645337.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
それじゃ、
色鉛筆で植物の葉の色を塗るときには
どんな色を使ったらいいのか?
植物の葉を塗るときには
暖かい赤を混色したような みどり色 を使うといいのです。
色鉛筆では緑色の本数が限られています
なので
そうゆうときには
暖かい【赤】を上から重ね塗りをしてあげます。
遠くにある 緑色は 白や灰色が混ざったようなあったかい赤を
近くにある 緑色は 混じりけのない 暖かい赤を
重ね塗りしてあげます。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623085409732.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
写真なので
細部が分かりずらいと思いますが
遠くの緑には
灰色っぽい赤を上から重ねてあります。
そして
近くはオレンジや黄土色を重ねて 緑色に深みを出しています。
ちなみにこちらの ↑ ぬり絵は
100円ショップで購入した こちら ↓ の塗り絵bookになります。
![](https://i0.wp.com/komagata-k.com/wp-content/uploads/2023/06/230623072836923.jpg?resize=540%2C719&ssl=1)
ぬり絵は色鉛筆で塗るもの
そう 思い込んでいますが、
水彩絵の具でも、塗っても楽しいかと思います。
まとめ
本当に
「色」の混色のメカニズムを理解していると
自分で考えたとうりの色が作れるし
色を塗ることが楽しくなります。
油絵も、
水彩画も
ぬり絵も
みんな 本質的な事は同じなんですよね。
混色のメカニズムを知って
楽しく ぬり絵 してみませんか?
今回ご紹介した 【みどり色】ぜひ、試してみてください~☺