【色彩】輝くグレーの作り方②

東郷青児の油彩画

こんばんは、ひだまり絵画教室の駒形です。



今までのお話の中で

補色(小学生には反対色とお話しています)と

混色してつくるグレーのお話をしてきました。



そして、前回では

この、【グレー】を使って練習する

「リミテッドパレット」の方法についても

紹介しましたね。


今回は

前々回の記事で紹介した こちら ↓

【魅力的な絵を描くには】補色とグレーを使いこなして輝く絵にする

の記事を

さらに!!

深掘りした内容をお話したいと思います。

グレーの色にも寒暖を見つける

グレーのようなブルーのような
なんとも表現しがたい色味で描かれていますよね

グレーを聞いてあなたはどんな色を想像しますか??

多分・・・こんな感じの色を想像するんじゃないかと

思います。

私の持っている色鉛筆のグレーたちです。

学童用の色鉛筆には

「ねずみ色」と書かれた灰色の色鉛筆が1本入っている

ので、皆さん

上記の画像のような「灰色」(グレー)を想像するんだと

思います。



だけど




絵を描く人の【グレー】というと・・・

画像  ↓  を見ていただくと分かると思いますが

こんな感じの

少しだけ色味を感じる【グレー】も

【グレー】と言っています。

こちらも私が持っている色鉛筆たちです。

色鉛筆では混色で微妙なニュアンスの色味を作ることができないので

あらかじめ

こうしたグレーのニュアンスを含んでいる色の鉛筆を

購入しなくてはならないのですが

絵の具では

この、微妙な色味を

混色で作り出すことができますよね。


色鉛筆で絵(ぬり絵)を描こうという方でも

一度は

絵の具で混色をしてみて

補色を混ぜると

どんな色味になるのかを知っておくと

色選びに役に立つと思います。


補色を混色して寒暖のあるグレーをつくる

一番右側の緑に
補色の赤を加えていくと
彩度が落ちて、暗くなっていきます。
そこに、白を加えると、グレーができますね。


上の画像を見ていただくと分かると思いますが

緑色に、補色の赤を加えるとだんだんと色が濁って

来るのが分かると思います。


そして、

その、濁った色に白を加えると

本当に!!!

白と黒を混色してできたような【グレー】が出来上がりますね。

あったかいグレーと冷たいグレー

こちらの作品は「モランディ」という
画家の油彩画になります

グレーにも、

暖かい感じのグレーと

冷たい感じのグレーの2つがあります。



実際にパレットで混色してみますね・・・。

茶色と青を混色していくと

限りない、黒になりますが

茶色の分量が多いと・・・温かみを感じるグレーになります。



そして

青の分量が多いと  冷たい印象のグレーになります。


これ!!!

色鉛筆でも

同じなんですよ。

色鉛筆には、ちゃんと

「Warm Grey」と表記してあります。
そして

冷たい印象のグレーには

「Cool Grey」と表記してあります。

反対色どうしを混色して

どんなグレーができるか試してみましょう。

上記の画像は赤と緑を混色してみましたが

これ

黄色と紫

オレンジと青

といったように、補色どうしを混色すると

同じように

少しだけ色味を感じるグレーができます。


実験の感覚で

いろいろと試してみると面白いですよ。


本当は、油絵の具で混色するのが

一番いいのですが、無い場合は水彩絵の具でやっても

同じような発色が得られるので

ぜひ、試してみてほしいです★


画材のメーカーによっては

反対色を混色しても、黒にならないものも

ありますが、

そこは、仕方がないとあきらめてください。



その、理由をお話すると長く、難しくなってしまうので

とりあえず

混色の基本として


【補色どうしを混色すると黒に近づく】と【混色したものに白を加えるとグレーになる】

そう、覚えてくださいね。

まとめ

今回の記事では

グレーの概念についてのお話と

グレーにも、寒暖がある

その、2つについてお話してみました。☺


どうでしょう?


たかが【グレー】といっても

いろんなグレーがあるってことが分かっていただけたでしょうか。


まだまだ

色についての

思い込み、たくさんあると思います。

今回学んだグレーの知識は

絵を描く上で欠かせないものです。

もちろん、ぬり絵でもおんなじです。


混色でできたグレーにも

寒暖があること。

ぜひぜひ! 覚えておいてくださいね☺♪



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