意外と知らない?絵を描く道具と活用術のご紹介

こんにちは、駒形です。

絵を描くのに役立つ道具について今回は記事を書いてみようと思います。


知ってる方は、そのまま読み飛ばしちゃっていいです。

でも、こんなものがあったんだ!と一つでも

興味を持ってもらえたらうれしいです。

では、絵を描くための道具を紹介していきたいと思います。

絵を描く道具★その1 コンパス


「コンパス」といっても、よく文具店で見かける学童用のコンパスとは違います。

これは

デザインとか、製図用のコンパスです。

これは、私が大学時代にデザインの授業のために

購入したもので、

もう・・・30年くらい使用しています。


なので、

みてください。

ケースがボロボロです。

だけど、中身はちゃんと今でも使用できますよ。




これは、油絵など、絵を描くための道具というよりは

絵の「構図」を考えるために使っています。

たとえば・・・・

定規を使用しなくても、画用紙の真ん中に中心線を引きたい時などに使用します。


また、

画面を分割したいときにも、便利です。

長さを測ったり

同じ長さの部分に印をつけたいときなんかに使用するといいですね。


黄金分割

とか

ルート比とか

画面にただ、なんとなく図柄やモチーフを描くのではなく、

構図をきちんと考えて

画面のどこにモチーフを配置したらよいかを検討したり、描いたりするときに

コンパスって、とても便利です。

黄金比

については、こちらで説明していますので

参考にしてみてください。


また、

このコンパスは、針の部分で画用紙に穴が開いてしまうのを

防ぐために、丸いちいさい、プラスチックの皿が付いています。

これを、針を刺す部分の下に敷くことによって

画用紙や、キャンバスに穴をあけることなく

まあるい円や、図りたい場所に印をつけることができます。

絵を描く道具★その2 グラファイト

これも、油絵や水彩といった本書きのための画材ではないのですが

あるととっても便利です。

下書きをするときに鉛筆で書くと思いますよね。

鉛筆で下書きをすると

色を塗る時に、かなり時間と労力が必要です。



鉛筆は芯が細いので、広い面を暗く塗ろうと思ったら

線を何回も重ねて、重ねて・・・そうして暗くしていきますから。


そうした

暗くしたい部分

や明るさの度合いを作りたい時に

グラファイトは便利です。


グラファイトはこんなものです。↓

鉛筆の形のものの他に、粉状のものがあります。

グラファイトについては、こちらでも詳しく説明してますので

読んでみてください~。

粉末グラファイト(黒鉛)とは

小さい絵なら、鉛筆でもそんなに大変じゃないのですが

大作の下絵を鉛筆で描くとなると

大変です。

そうゆうときには

この、グラファイトで下書きすると時短になり、とても便利なのです。

あと、

木炭を使用して描くこともあると思いますが、

木炭は木炭の粉が散乱して

ちょっと、自宅の部屋で制作するには・・・。と

いう場合の時にも、このグラファイトを使用してみてください。

黒の濃淡で、明るい、暗いのグラデーションを簡単に作ることができますよ。

絵を描く道具★その3 サンギン(赤茶色のチョーク)

「サンギン」とは赤茶色のチョークやコンテのことを指していう名称のことです。


パステル・コンテ・チョークとあるけど

どれがどんな名前なのか紛らわしいですよね。

私がここでいう、チョークはコンテとほぼ同じもので、

よく、「チョーク・アート」に使用されている

油性のチョークとはまた別のものを指しています。



この、「サンギン」という名称なんですが、初めて本で知った時に

何のことかわからなかったんですね。

それで、絵画教室の先生に聞いてみても分からない。

それで、記載されている本の出版社に電話で問い合わせたところ

英語で書かれた書籍を日本語に翻訳しただけだから

サンギンはサンギンとそのまま、訳したのでしょう、と。

なので、固有の名称なのでは?との答えでした。

そして、

ネットなどで調べたところ

ただ、単純に名称として、赤茶色のチョーク・コンテのことを「サンギン」というのだと分かったのです。

この、サンギンは特別この名称で画材店で販売しているわけではないので

茶色、もしくはそれに近い赤茶色のコンテかチョークを購入して

使用すればいいと思います。


これも、油絵の下絵のために使いますが、

「トロワデッサン」とか「3色デッサン」といわれる

油絵を描く前の段階で

油絵の下絵の調子を確かめるために描かれたり、

油絵の基本技法の練習のために描かれます。

ここでは、トロワデッサンに統一して記載します。


トロワデッサンは、木炭、コンテの白、サンギンの3つの色で

デッサンします。

フランドルの画家「ルーベンス」を源流として18世紀までトロワクレヨンと呼ばれました。



デッサンは白と黒の2色で描かれますが、

そこに茶色の暖色が1つ加わることで

様々な表現ができるようになります。


油絵の基本の技法である、

明るい色の上に暗い色を重ねるグレーズ技法

逆に

暗い色の上に明るい色を重ねて塗るスカンブリングの技法

このトロワデッサンで練習することができます。


下書きのための画材としてはもちろん

なのですが

トロワデッサンだけでも、本格的が絵画表現ができると思います。




絵を描く道具★その4 腕鎮(わんちん)

油絵で細かく描くときに、手や腕を固定するための棒のようなものを腕鎮といいます。

絵を描く道具として、販売されていますが

私は画材店で置いてあるのを見かけたことはありません。


インターネットの通販サイトで腕鎮が販売されているのを見ましたが

なかなか、購入するまでは至っていません。


私は、ホームセンターで棒状の板を購入して

それを腕鎮の代わりに使用しています。


昔の西洋絵画で

画家の自画像の中に腕鎮が一緒に描かれているので

探してみると、見つかると思いますよ。

絵を描く道具★その5 さっぴつ

さっぴつはデッサン(鉛筆)で使用する

紙でできた鉛筆のような形状のものです。


これで、鉛筆で描いた後に画面をこすって

鉛筆の粒子を画用紙の表面になじませるのですが、

主に、美術大学受験用の石膏デッサンを描くときに使用します。


木炭デッサンでは使用しません

代わりに、ガーゼでこすることをします。


この、「さっぴつ」という道具なのですが、

デッサンで使用するほかに

私は、色鉛筆画やパステル画を描くときに使用しています。




綿棒や脱脂綿でも

画面に色鉛筆やパステルをこすりつけることはできるのですが

さっぴつは、太さにバリエーションがあり、

鉛筆の形状になっているので

とがった先の部分で、細かいところを使って

緻密に(こする・ぼかす)ことができます。

絵を描く道具★その6 トレーシングペーパー

これは、転写するときに使用するほかに

作品の表面がこすれて色が取れないようにするためにも使用しています。


油絵のキャンバスに下絵を転写するときに

鉛筆ではなくて、油絵の具で転写したいなというときには

トレーシングペーパーに、テレピンで溶いた絵の具

を塗り、転写するという方法もあるのですが

そうしたときにも使用します。

絵を描く道具★その7 ガラスのパレット

普通は油絵で使用するパレットって木で作られたものって思いますよね。

実は、ガラスでできたパレットもあるんですよ。

パレットは木製の他に、大理石、プラスチック・紙があります。


使用する目的や好みに合わせて使い分けます。


パレットの形状も丸いものから、四角いもの、折り畳みできるものなど

様々な種類が作られています。




で、話をもどして・・・。

私がおすすめするパレットは、忙しい方には後片付けが簡単な紙のパレットをお勧めしたいのですが

次におすすめなのは、「ガラスのパレット」なんです。

まず、

ガラスは絵の具が浸み込んでいかないので

表面が常にきれいに保てる・お手入れが簡単。

もし、油絵の具をパレットの上で

固まらせてしまっても、リムーバーで簡単に落とすことができます。


木製だと、リムーバーを使用すると

表面の塗膜まではがれたりして

きれいにはがすことができません(経験者)

それで、パレットを何枚かだめにしました。(´;ω;`)ウゥゥ


それから、パレットの上で色を混ぜ合わせて色を確認するのによい。

これは、ガラスの下に白い画用紙を挟んでおいて

真っ白な状態の上で色を確認できるので

絵の具を混ぜ合わせて調色するのに便利なのです。


ただ

ガラスのパレットは、手で持って使用できないこと

割れやすい

といったことが難点ですが

ほぼ、一生使用することができるので、コスパはとってもいいと思います。



私は、額に入っていたガラスの端を

ガムテープで保護して

自作して、使用しています。


自作をしなくても

ちゃんと、商品としてのガラスのパレットも売られています。

絵を描く道具★その8 水溶性の油絵の具

水溶性の油絵の具は本当におすすめです。


やはり、自宅の一室をアトリエにして油絵を描くとなると

いろいろと大変です。


一番は匂いですよね。

大作の30号~100号の大きさの油絵を描くとなると

テレピンやぺトロールを大量に使用します。


今は無臭のものもありますがやはり・・・。

それに

後かたずけに筆洗油を使用しますが

筆洗油も、大量に使用することと、

大きな筆を石鹸で洗ってもなかなかおちません!!

だけど、こうした問題を水溶性の油絵の具は解決してくれるのです。


油絵を描いている方なら

一度試してみても損はないかもしれません。

水溶性油絵の具の記事は↓↓↓の記事で紹介してます。

【油絵おすすめ画材】ホルベインのDuoはどこでも描けるよ!

絵を描く道具★番外編 制作ノート

制作ノートってつけていますか?

私は高校生の時に

受験予備校で、講師の先生が言ったことを

クロッキー帳の小さいものに書き留めていました。


主婦になり、絵画教室に通っていた時も

制作した記録や先生が言ったこと

使用した絵の具の名前と比率を記載してました。


画材ではないですが

この、制作ノートは大切なものです。

あなたも、制作ノート、作ってみてはいかがでしょうか。

私の制作ノート。

手前の絵はアイデアスケッチをして

小さなクロッキー用紙に書いたものです。

まとめ

いかがでいたでしょうか???

意外と、知っているようで知らない画材や道具

あったのではないでしょうか。


画材は自分に合ったものを試行錯誤

で見つけてきた感じです。

既成概念にとらわれないで

あなたも、自分に合う画材を見つけてみてくださいね。


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