【個展をしてみませんか】個展をする前に知っておきたいこと

個展をしてみませんか

個展をやってみようと思った理由

個展をするって、少し勇気がいりませんか?

私も、個展をすることにいろいろと不安があったんですよ。

個展をしても、誰も見に来てもらえないんじゃないかな、とか。お金結構かかっちゃうな・・・。といったことを考えてなかなか行動に移せなかったのです。

どうして、個展をやってみよう!と、踏み切ったかというと・・・。

8年間も絵を習ってきていて、結構な数の絵ができたのですが、描いて終わり、ではなんとも切ない気持ちだったからなんです。

それで、思い切って自宅から近くにある雑貨店とカフェをやっているお店に絵の展示をしてもいいか聞いてみたというわけなのです。

思い切ってやってよかった理由

友達や知人に絵を見に来てもらって、喜んでもらえたこともよかったな、という理由なのですが、

個展の準備をしていくこと自体も楽しくて、こんなに楽しめるんだったら、お金を払ってもまたやりたいな。そう思ったくらい楽しかったんです。

自分でアイデアを考えて、創意工夫をすることが好きな人は、個展の準備は楽しい作業だと思うのです。

絵をどんな風に展示しようかな、とか、ダイレクトメールのデザインはどんなデザインしようかな・・・そんなことを考えるのも楽しいものなのです。

おすすめする理由

もし、あなたが、たくさん絵が描けていて

どこにも発表する機会がなかったら、会場を探して個展をやってみてはどうでしょうか?

個展は、直接お客さんと話をすることが出来るし、画像ではない、実物の絵を見てもらうことが出来るのですから。

絵を描いている人ってなかなか身近にいなかったので、絵の会話をすることがなかったのですが、個展を通して絵の友達もできたんですよ。

個展会場の見つけ方

日ごろから、ギャラリーめぐりをして、自分の画風に会うギャラリーや会場の大きさなんかを確認しておくといいですよ。

私のように、絵を展示するための会場(ギャラリー)でなくてもオーナーさんに相談をしてみると、絵を展示してもいいですよと言ってくれる場合もあるので、あきらめないで、絵を展示できるかどうか聞いてみるといいと思います。

それから、地元の情報誌に、カフェ・ギャラリーといったお店が、作家募集の広告を出している場合もありますので、地元の情報誌もチェックしてみるといいでしょう。

今はインターネットでも、貸しギャラリーのサイトがあるんですね。

レンタルギャラリー・貸し画廊の情報検索サイト

Rental Gallery・jp

というサイトには、全国の貸しギャラリー情報が掲載されていました。

そのサイトには、詳しいギャラリー情報も載っていて、初めて個展やグループ展をしてみたい方に役立つ情報が載っています。

そのサイトを通して、私が住んでいる所でも自分の知らないギャラリーがあることが分かりました。個展の会場を借りるだけではなく、絵を見に行くためにも活用できそうです。

作品の数とテーマを決めましょう

会場に対して、作品の数が少なすぎても寂しい印象になってしまいます。作品数は会場に展示できる数より、少し多めに用意しましょう。

テーマは、私の場合はざっくりとイメージをしておきます。

見に来てくれたお客さんが、個展のイメージを持ちやすいように、こんなイメージの個展ですよ、と分かるような感じでテーマを決めています。

会場に足を運んで、個展の契約をしに行きましょう

前回の教訓から、自分の作品をファイルにまとめたもの(ポートフォリオ)と名刺を持って、会場に契約をしに行きましょう。

私は、前回の個展では、絵を売ろうとは考えていなくて、絵画教室で沢山の絵が描けたから、身近な人に発表できたらいいな。

そんな軽い気持ちで個展をやってみたので、そういった場合のギャラリーの選び方としての参考の記事になるかと思います。

小さい会場でもいいから

自分でできる金額の範囲と準備から

まずは、個展を経験してみよう

そんな、個展の開催の仕方について紹介しています。

ダイレクトメールについて

DMの配布方法について考えてみる

出来るだけ多くの人に足を運んでもらえるように、ダイレクトメールを作って宣伝しましょう。

個展DMってどうしたらいい?

のように、DMを友人・知人の方以外に渡すよい方法はないものだろうか・・・?

そう考えて、チラシを作って、いろんなお店の店頭に置いてもらう作戦をやってみたのですが、なかなかお店には置いてもらえないことが前回の個展を通して分かりました。

知りうる限りの知人の方にDMを送るのはもちろんなのですが、

新聞に個展をしていることを掲載してもらう事や、各、家々に足を運んでポスティングすることもいいのかな、と思いました。

次にやる個展では、会場の付近の家々にポスティングしてみようと思います。

インターネットで検索すると、個展のDMの作り方について詳しく書かれている画家さんのブログがたくさん見つかります。

それらを参考に、DMをつくるのも良い方法ですね。

DMに絶対に掲載するべきものは

個展案内状の必須項目は

〇展覧会の名称

〇会期と時間

〇ギャラリーの名称

〇会期中のギャラリーの閉館日

〇作家名とプロフィール

〇地図とギャラリーの連絡先

〇駐車場の有無

〇作家のwebサイトやブログ情報

です。ギャラリーの閉館日は見に来てくれる方、意外に見落としてしまいがちなので、分かるように情報をのせておくことが肝心ですよ。

駐車場はあるのか、何台停めることが出来るのかといった情報を掲載しておくと親切ですね。意外と見落としてしまいがちですが、忘れずに掲載しておきましょう。

前もって準備しておくこと

〇会場には展示するためのピクチャーレールといった搬器はあるかどうか、またどれくらいあるのか。

照明器具はあるのか、どこに付いているのかといったことの確認もしておくといいですよ。

〇画鋲などは使っていいのかどうか、オーナーさんに確認しておきましょう。

〇もし、作品の販売を考えているのなら、価格を設定したり、領収証を用意しておかなくてはなりません。5万円以上の領収証をきるときは、収入印紙が必要になりますよ。

〇会場には、ポートフォリオを置いたり、作品の説明を書いた図録などのプリントを用意しておくといいと思います。

搬入と設営をしましょう

もし、搬入と展示を手伝ってもらえる家族や友人がいたら、手伝ってもらいましょう。

後で、お礼をすればいいのですから。遠慮せずに甘えてしまいましょう。

一人で作業をするより断然展示の作業が早く進みますよ。

そして、芳名帳を入口に置いて、準備完成となります。

搬出と片づけ・掃除・オーナーさんにお礼

搬出も、家族・友人に手伝ってもらえるのなら、手伝ってもらいましょう。

やっぱり、すべて一人では時間がかかりますし大変ですからね。

そして、たっぷりお礼をしましょう。

最後は綺麗にお掃除をして、お世話になったオーナーさんにお礼をして、無事個展が終了となります。

お礼状の発送

個展に来てくださったかたに、お礼のはがきを出しましょう。

まとめ

個展は思い出になります。

それが、私が個展をして一番いいな、と思う理由はそこなんです。

最初に個展をしたときも、まったく知らない方なんですが、絵がとても好きみたいで、20代の女の子によく、いろいろな話をしてくださったな~、なんて

今考えると思います。

そして、普段は会うことが出来ない、懐かしい、恩師の先生も足を運んで見に来てくださいました。

中学時代の友人も赤ちゃんを連れて見に来てくれたり・・・。

そして、2度目の個展でも、新しい友達が出来たりと

そういったことがあることが個展をしてよかったと思う理由なんです。

多少の出費はありますが、

そこのところは会場を色々さがしたり、材料なんかの工夫をすることによって、抑えることはできますからね。

あなたも、初めての個展を開いてみませんか。

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