美術大学について

美術大学のイメージは?

たくさんの方に美術大学について話をする中で感じたことは、人によっていろいろなのだということが分かりました。

自分の子供には、自由にやりたいことをさせてあげたいから。

そうゆう親御さんもいましたし、

そうじゃなくて、できれば普通の大学に進学してほしいんだけど、という親御さんもいらっしゃいました。

もし、自分の子供が美術大学に行きたい、といったらあなたはどうしますか?

子供の夢を叶えてあげたいと、応援してあげるのでしょうか、

それとも、

就職できないから、やめなさい。と反対しますか?

自分が親の立場になって感じたことは、自分自身が美術の大学に進学したいと言った時に両親が反対したのは、将来経済的に困るんじゃないだろうか。

そう、思って反対したのだと思います。

でも、今の時代は、昔と違って就職に困ることはないので、

私なら、好きな夢を応援してあげたいと思うのです。

絵を描いている私の気持ち

美術大学に行けるのなら、行ったほうがいい。

そう、思うのです。

美術大学は他の一般的な大学に比べて授業料金が高いです。でも、その高い分を奨学金で補うことができるのなら、行ったほうがいいと私は思うのです。

やはり、いろんな事情があって、大学には進学できないという方もいらっしゃるかと思うのですが、大学に進学できるのであれば、普通の大学・美術の大学と区別することなく、行きたいと思う大学に進学の希望を叶えてあげていいのではないでしょうか。

美術を学びたいと考えているのなら、美術のことについて学ぶことができる大学のほうがいいですよ。

理由① 美術に関した、情報がたくさん得られること

大学の先輩・友人・先生・学校の構内に貼ってある展覧会情報・文化祭では催し物や展示するときの企画案の練り方・学校外のギャラリーを借りて学生が展示する場合、ギャラリーとの問い合わせ交渉のノウハウ。

それから、ギャラリーの情報が友人・先輩を通して入ってきます。

美術に興味関心がある子が集まるので、自分では到底知り得ない・興味のない分野でも、知ることによって興味が出てくる場合もあるでしょう。

理由②美術大学に入学するためには最低限の学力とデッサン力がないと入学できないということ

そのために、否が応でも(高校時代は楽しみの時間にながされやすい)受験のために必死にデッサン力を身に着けることになるからです。人は楽な法に流されやすいですから、あえて、そうせざるを得ない状況に身を置くことで力をつけることができるからです。

デッサン力は絵を描く上でも、造形力をつける上でも大切なものなのです。

建築から、プロダクトデザイン分野・・・歯科技工士の技術面でも必要な能力です。

しかし、習得するためには、あんまり楽しいとはいえません、訓練に近い感覚で絵を描くので、根気強さがある程度は必要なものなのです。

理由③学歴になるということ

なんだかんだ言ってもある程度は日本は学歴が重要視されます。美術大学も、大学です。哲学や化学まで、座学を勉強します。

理由④経済的に有利であること

これは、大学に進学をしないで、就職をして独学で美術を学んで画家になる場合と比較しての場合と比べてということです。

じつは、

私の子供も、美術の大学を希望していました。

しかし、美術の大学に進学をしても就職の先がないであろう。そう、主人が反対をしまして、

さまざまな人に親として相談をしたんですね。

そうしたら、大学に行かなくても作家さんのところに弟子として入ってはどうかという意見も頂いたのです。

それでも、画家や作家になれるのでしょうけれど、

もし、まだまだ、将来の進路について明確な答えを出せていない時期なので、社会にでてから、また、違った進路に変更する可能性も考えられるので、進路を一つに固定してしまうのは不安でした。

そういった理由からも、美術の大学は、美術の進路にも対応できるし、また、進路が変更になっても、大学を卒業したという学歴になるので、

そうしたことからも、進学できるのなら、進学をすすめるわけなのです。

理由⑤卒業してからも、メリットがたくさんあることが自分の経験を通して感じたからなんです。

私は20代は絵を描いて発表してきましたが、30代は完全に普通のフルタイムで働く子育て主婦でした。

40代は、専業主婦になり、子育てと家事、そして絵画教室に通って油彩画を勉強する生活をしましたが、その時に感じたことは、若いうちに身に着けた技術は一生なくならないということでした。

そして、もう一度絵を描きたいなと行動を起こしたときに、美術大学出身の先輩・同じ美術大学出身の方から、発表の場を紹介していただけたことが理由なのです。

自分の子供も美術大学に行きたいと言われた時に、こころの中では反対でした。

本当に就職口がないのでは、そう思ったからなんです。

デザイン・工芸はあるのですが、洋画・日本画・彫刻はなかったのです。(30年前の話です)

わたし自身、7社の一般企業の面接を受けて、すべて不採用になった経験があるからなんです。

というより、美術大学ということで、あ、仕事ないです。と断られた感じなのです。

その時に、やっぱり親が言ったように美術の大学では、仕事がないのかな・・・そう思ったからなんです。

じぶんで、仕事をつくるか、教職・絵画教室の講師になるかなのです。

しかし、

既存の枠にとらわれないで働いている方もたくさんいることが分かりました。

就職できずに食べていくことができないと言う人は自分や親がサラリーマンや会社員で、そういった人を知らないだけなんだと思うのです。

親はこれからの時代は予測することは不可能なのですから。

どうなっても、対応して仕事できるような状態になれるよう、信じてそのバックアップだけしてあげればいいのかなと思います。こどもを信じて。

最後に・まとめ

絵を描きたい人・ものつくりがしたい人・クリエイティブな事がしたい人は結局、周りが反対してもやるんじゃないでしょうか。

絵画教室に10年間通いましたが、本当にさまざまな方が絵を習いに来ていましたよ。

外国の人がいましたし、会社に通いながら通信制の美術大学で勉強している人や退職してから、美術の学校に通いだした人と・・・・。

学校の担任の先生・美術大学に行きたい子を持つ親さんへ、

美術大学にいかなくても、画家にはなれます

が、いけないのだったら仕方がないと思うのですが、行けるのであるなら、就職のことだけを考えて諦めてしまうのではなく、自分の納得した進む道を応援してあげたほうがいいのではないかなと私は思うのです。

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